クレステッド、さん…?
[ クレステッドから声を掛けられ>>72
ぼんやり目を覚ます
それはもう一人>>86来たタイミングでもあったか
死者の聲を聞く力を持ち、自らもガルーへ近づきつつある
身体の事は知らずとも、銀羊号に乗った頃
同じく船に居た薄藍には見覚えがあって。
今の私は、ここに来る前に拾った誰かの落としたであろう
小さなナイフ以外は持っていなかった
それは人狼相手には役に立たないことは誰の目にも明らかだ。
にも関わらず無用心に寝ていたことを
どう思ったかは分からないけれど。
(自決用の小さなナイフ(>>2:34)は
"少なくとも今は"使う気は無かったから)
怯えているような耐えるような。
顔色が悪いように感じ
心配げに血の滲んだ右手を差し出した
ナネッテとクレステッドの会話は朧気で
よく聞こえていなかった ]