『当主!』 どした! 『こっち、狙ってくるのがいますよ!』[副官からの報に視線巡らせれば、南から突っ込んで来る隊が見える] ……て、アレ、さっきの……。[バケモノハルバード使い、という言葉はぎりぎりで飲み込んだ。矢を叩き落とす動きがそう見えちゃったんだから仕方ない、なんて言い訳めいた思考は置いといて]