人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


魔法学園後輩 フレデリカ

[本当の魔法の力が確認できたのは、それからもう少し大きくなってからだった。
 "声"の相手は先んじて魔法を使えるようになっていて、色々あって今は学園にいるらしかった。
 自分は魔法の力をどう伸ばすか――例えば父の伝手で専門的な魔法を学ぶなんて道も、自分の前にはあったのだけれど]

 ――うん。
 いつか魔法が使えるってわかったら、絶対に行くよ。

[そんな約束>>59が胸の内にあったから、父親に頭を下げて学園に入りたいことを告げた。
 勿論、より高度で世の役に立つ魔法を学びたいというのも、嘘ではなかったけれど――]

(94) 2020/11/14(Sat) 01:09:02

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