人狼物語−薔薇の下国

515 豪華客船の共存試験


おじきの娘 ミーネ

 ん?
 可愛いのは服じゃなくて、私自身でしょ?

[とか言いつつ、指は髪をくるくる。]
[船から目線を外して、一旦辺りを見渡す。少なくとも見知った顔はない。誰か他に人はいただろうか。

こいつめちゃくちゃ力強いな、とか思いながら、示された桟橋の方を見止める。]

 ん、じゃあ、行ってみましょうか。

[すたすたすた。重い荷物を持つ彼に手を差し伸べ――ることはもちろんせず、いつもより早い足取りでその入り口へ向かってみる。]

(94) 2019/01/13(Sun) 01:00:39

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