人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


元軍将校 ガートルート

…阿呆が、ンなことしたら、今中立してる奴らどころか、
好意的に見てくれてる連中までこぞって敵に回るっつの。

[笑顔一転、ぼそりと溜息と同時に吐き捨てる。
軍属ではあるものの、巫女姫はナミュールの象徴であり信仰対象のようなものである。
そこに迂闊に手を出せばどうなるか。考えただけでも今までの苦労が水の泡になる先しか見えずに眉間に皺が寄る。
リンチにしても同様だ。
士気が高いのは結構だし、自身もそこを生かして有象無象をいっぱしに戦えるように鍛えもしたが。
高すぎて冷静になれないのも問題だなと一度目を閉じた。]

ま、そっちは放っとこう。
今は反省房代わりの一室に見張り付で押し込めてあるから、少なくとも演説中は問題ないだろう。

(94) 2015/03/06(Fri) 20:08:53

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