馬鹿野郎、落ち着きやがれカーク・ファベル!!
[と内心で己を叱咤して、ローレルがポケットに手を突っ込んでいるのを見、目が合うとこんな時でも愛らしく思えるウインクを投げられ>>91、わずかに心を落ち着かせる。
それにもしかしたら、リエヴルが駆けつけてくれるかもしれない。
ライナーも一緒だと、尚の事心強いだろうと]
[ライナーの状況を知らない俺はそんな事を思いながら、それでも何かあればローレルに駆け寄るつもりで。
ローレルに小さく頷きを返すと、コンラートの両肩を己の両手で。火事場のなんとやらという力で押さえつけた]