― 月の舞台 出立前 ―[新たな盟約を終え、十分な休息も取った所で、再び個別領域から舞台上へと向かった。 こちらはきっちりと整えこそしたものの、簡素な貫頭衣の出で立ちのままで。 再び顔を合わせたアデル>>88の衣装換えを見て、自分も海を出る以上、もう少し気を遣うべきか――などと考えたのは余談である] アデル様は、一層素敵になられましたわね。[と、そこで名を呼ばれて彼女の元へと寄る。 ツェーザルと互いに名乗り合うのは横で聞きつつ。 持ち掛けられた話>>91に耳を傾ける]