―― アリーセを指揮官の元へと ――[アリーセを約束通り指揮官の元へと連れて行く為、白竜で空を翔ける。本当ならネージュの負ったダメージを考えれば休ませた方がいいのだろうが。](今は休ませられる状況じゃねぇし、ごめんなネージュ。)[内心で謝った事がネージュへも伝わったのだろうか、白竜は小さく鳴き大丈夫だと訴えてくる。軽く首筋を撫でてやり、視線は油断なく下方へと飛ばしていた。] ……あれは…こないだの。