[凍った薔薇は、崩れ落ち。傀儡の頬を掠った茨も、指先で容易に手折れてしまいます。遠く、西階段付近まで進んだ雪は、6(10x1)割ほど炎に和らげられ。 ああ、届かなかったか。舌を打つのは、契約者のほう。舌がないとかそういうのは言わない約束ですよ?]……。[床に膝をついて背を伸ばしたまま、転がった10の石を拾い上げつつ、傀儡の視線が向いたのは、1(2x1)1、西側から届く歌2,東側から聞こえる音 ]