>>84 『あたしの世界へようこそ、ローレル――』[闇の中、ローレルの手を取るとその身体を抱きしめた] 『居心地はどうだい?』[抱きしめる手指はゆっくりとローレルの身体を這いまわる。周囲の霧も同様に、異物の感触を楽しむだろう] 『占い先、だったね――好きなところを占うと良い』 『あたしが喋ると情報が漏れすぎてしまう』 『ダメな時は教えてあげよう』[くつり――笑みを浮かべた]