[>>58弱音を吐くジェフロイの姿はイドを通じて知っていて。
何と声を掛けていいものかと思っていたが、暫く考えた後にイドを飛ばす。]
―ジェフロイ。
お前のやっている事は、お前だけの罪じゃない。
それなら俺も…この場にいる全員が被るべきだ。
鑑定師達に名乗り出させて、負担を掛けているのは俺達なんだから。
…今回の一件、必ず勝利を掴んで王子に目に物を見せてやればいい。
心臓の使い方によれば、何か手立てはあるかもしれない。
―クレステッドでなくて悪いな。
[ジェフロイから何か返答はあったか。
その場に留められなければ、イドはするりと飛んでいく。*]