─ 『天聖の間』 ─[渦巻くように吹き荒れる乳白色の氷雪吹雪。美しい煌きも、それを楽しむ余裕は今は無く。氷鎖を纏う蹴りがその中心へと突き刺さる]はああぁあああぁああ!![真っ向からぶつかったことで身体に氷雪が付着し、それらはメレディスを凍りつかせんと体温を奪う。けれどそれよりも先に、速さと重さを備えたメレディスの蹴りが吹雪の中心を打ち破った]