人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍兵士 ダーフィト

さすが、なのは...そっちだ、ぜ。

[ 敵手も無傷ではなかったため、反撃がすぐに返らなかったのは幸いだった。距離をとり、こちらを睨むかのエドルファスに、息を整えようとしながら、辛うじて言い返す ]

[ その間にも、潔くバックラーを放り捨て、剣を握り直した若者は、痛みに耐えて、地を蹴ると、忽ちに肉薄し、上段から、真っ向勝負に近い斜めの斬り下げを浴びせてくる ]

ちぃっ!!

[ 舌打ちが漏れたのは、未だ痺れの残る身体が即応出来ず、盾を振り上げる力を欠いたせい。
避けきれなかった刃が、ざくりと食い込んだのは、咄嗟に盾を離して、上げた左腕の手甲の肘近くだ受け止める場所をしくじったとは判ったが、その動きが限界だったのも確かで、相手の力が全力ではなかったことを感謝するしかない。
もしまともに受け止めていたら、腕が切り落とされていてもおかしくは無かった ]

(93) 2016/02/17(Wed) 22:24:15

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