人狼物語−薔薇の下国

357 Cross×World


疾風の守護者 ウェルシュ

とうぜん、だよ。

[横凪ぎに揮ったサーベルを素早く後退する動きで避けた星司の言葉が耳に届けば>>90息を整えながら、そう零す。そう、当然だ、出逢ってからここまで期間は短くとも、誰よりも近しく、互いを見てきた。
だから、相手にも自身の得手不得手は読まれていて当然とも判ってはいた、が]

…っ!

[身を低くする姿勢は、星司が奔り出す合図、それもまた良く知っていたから、来るのは得意の正面からの双剣での連撃と判断して、風の盾を前に、その後ろに隠すようにサーベルを構える。
斬りつける素早い動きの刃を盾で防いで、隙をついての突きを返すための予備動作だったが、星司の動きは文字通り予想の斜め上を行った]

…え、わっ!

[間合いに届く前に横っ飛びから右側に回られ、間髪入れず、かつて無い鋭さで、斬り上げられる刃>>91]

(93) 2015/07/19(Sun) 14:38:55

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