― 5年前 ― へ? 値切り交渉……ですか?[アクセサリーショップを覗いてた時、背後から掛けられた声>>90。 振り返ると、煌びやかなイヤリングをつけた、華やかな少女が立っていた。 否、男の子だということは既に知っていたけれど] 私、そこまでして買うつもりは―― あ、ちょっと!?[有無を言わさず店内へ連れ込まれ。 値切り交渉とやらには口を出せないままだったが、彼はそれなりの戦果を得たようだった]