人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

[ 髪の青を通り首筋へ
 やがては翼へと、辿って行く指の感触>>88

 皮膚が粟立つほどに恐ろしいのに
 なぜだか、蕩けそうな心地よさもある]

 ―――天使では……ない

[ 甘い言葉を受け入れてしまえたなら
 なにより、楽なのだろう
 先程の幻影に居た天使たちのように
 酔いしれ、蕩けてしまえたならば。

 けれど、それを受け入れるのは―――]

 ……天使ではないのなら
 私がここにいる必要はないでしょう?

[ 彼の言葉を借りていうならば
 ここは『天使』の調教施設なのだから。

 天使ではないというならば
 何処かへ捨てて欲しいと淡く微笑み]

(93) 2018/03/21(Wed) 16:59:42

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