人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


臨時元帥 クレメンス

[空駆ける翼たる第一部隊、
魔法と機構の力を操る第二部隊。

それらを援護し、あるいは攻撃を引きつける形で、第三部隊たる機甲師団がある。

六脚の太い脚と大口径の火砲を備えた多脚戦車大隊は、天使たちの一群が巡回している場所に現れては、長射程の時限炸裂式榴弾───上空で炸裂して広範囲を鉛玉で撃ち抜く、本来は航空機撃破用の兵装だ───を以て攻撃し、一定の戦果を挙げたところで離れていく。

オートマタ技術を流用した自律式二足移動軽機関砲、通称"駝鳥"を中心とする自走砲大隊は、野山に潜み、軽快な移動性能を生かして遊撃を行った。
回転銃身の砲を備えたこの鋼の駝鳥は、軽快に飛びあがり上空に向けて銃弾をばらまくことができる。
小規模で行動している天使の群れを見つければこれを襲撃し、すぐさま撤収する機動力を擁していた。]

(93) 2017/11/03(Fri) 22:34:43

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby