人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


朝雲 真理   ローズマリー

[放送も何度か重ねるうちに、次第に慣れていった。
当番が来る度に、何を話せばいいか、原稿作りで悩みはしていたが。
その日も始業より早く机に座っては、原稿用紙とにらめっこをしていた。]

 ………………あ、万里くん?

[クラスメイトの姿を認めれば>>79
ついていた肘をおろし、僅かに姿勢を正す。]

 おはよう、今日は早――……え?

[何かを差し出されれば、きょとんとした表情で受け取る。
それがCDであると知ったのは、手中に収まった後。]

(93) 2014/10/18(Sat) 21:59:22

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