[ヨアヒムの名前が出れば苦笑して。>>90]
…あいつはお前を、本当に弟のように思っているんだろう。
だから可愛くて、構いたくてたまらないんだよ。
[もしかしたら過去の自分と、重ねているのかもしれないと。
少しだけ思いながら。
何か言いたげなペーターの様子におや、と首を傾げる。]
どうした?何か心配事でもあるのか。
[尋ねると同時に、ちょうどホットケーキが焼き上がる。
皿に移すと、熱々の表面にバターを乗せて。
上からメープルシロップをかければ、生地にじゅわっと染み込んでいく。]
トッピングは何がいい?
バニラアイスと、桃のカスタードクリーム、ブルーベリーソースがあるぞ?
[皿をペーターの前に置くと。
最初の問いかけと同じ声で。]