[ディルドレには見抜かれていたようだ>>91。
かけられる言葉に、そぅと息を吐く]
…えぇ。
[眉を下げながら、ディルドレの言葉を肯定した。
方法は極端だったかも知れないけれど、父は家族ですら例外を作らない。
それ故にフランツはここに居る]
はい。
…ありがとうございます。
[軽く肩を叩いてくるのを避けはせず、言葉と共に受け止めて軽く頭を下げた。
フランツにとってディルドレは良き相談相手。
雑貨屋に入り浸ることも度々あった。
その都度、こうして励まされたり、発破をかけられたりなどされ、前へ向くよう叱咤された。
今回もまた、彼女に助けられたように思う]