── レストラン ──
[ 飲まず食わず、不眠不休で暫く。
何か腹へと入れようと、ナネッテはレストランへと向かっていた。
そこでノーラと、ミーネが疑心暗鬼に囚われていることは知らず。
血に塗れたエディの姿。>>73
ノーラを指さしたその姿が、ぼやり浮かんで叫ぶとは知らず。
”犯人だ!” と。
ノーラの訴えに、そのぐるぐると曲がった疑いのココロが正気に戻るかはミーネ次第だが。
もし仮に、"真実" に "目が覚めて" しまったら。
手伝う事も、代わることも、やぶさかではなく。
何故なら、ノーラは既に、脅威であると認識されていたから。 ]
……だれか、いる……
[ 話し声を聞きつけて。
ナネッテは隠れるように、レストランへと踏み入れる。
そこで、聞けただろうか。
ノーラのスープの話のことを。>>82 ]*