でももういいだろう?[扉を開ける前に鏡の中の俺に呼び掛ける。俺も好きに獲物を選びたい。人狼にとって危険だからこそ襲いたいのも判るが、それでは俺が殺せなくなる] 彼女を殺せるなら、俺も死んでもいいだろう?[鏡の中の俺は俺を肯定するように嗤ってくれた。人狼の獲物にする前に、俺の手で殺してやりたいと願うこの感情は、誰に尋ねれば名付けられるのだろう*]