[視線を転じれば、セルウィンの身は落下速度を減じてまだ空中にあった>>84。
霧の渦は風の術師によるものか>>83]
わかりました!
[ココンの身をセルウィンの足元へと向かわせれば、風の力を借りた彼は問題なく竜の背に納まった。
その彼からの問い掛け>>85を受けて]
はい。
ちょっとかすったりもしましたけど、ココンも私も軽傷です!
[ココンの膨らんだ羽毛には精霊力を帯びた風が含まれており、それが自身や騎乗者の身を守るのに転用されている。
という理屈もあるが、結果として支障が出るほどの傷は受けていなかった]