[─── そんな夢のような時間はあっという間に過ぎ、帰る時間が来たからと使用人が探しに来て、お別れの時間は来てしまった。] うん。 父さんの跡を継いだら、絶対に来るよ。 約束する。また来るから。 そしたら、また一緒に歌おう。[おもいっきり手を振り返して大きな声で約束して、 それっきり。 約束を果たす前に、 その国は、*なくなってしまった*]