― 渇きの渓流・上空 ―[複数の鳴蛇を落とした後、その場に止まり周囲を見回す]……大分、数がいるな。これは、頭目に当たるものがいても、不思議ない……か。[そうであれば、小物を幾ら落としても切りがないやも知れぬ、と思いつつ。改めて見やるのは、鳴蛇が飛び出して来た淵。陰気の影響かやや澱んで見えるそこには、未だ、何者かの気配が感じられた]……いるとすれば、そこ……か。