人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


銀月の奏者 ソマリ

『自由なる蒼き風』。

……私に言えるのは、ただ、それだけだね。

[知るのはそれだけだった。
風が何を意味するのか、それが自分とどんな関わりがあるのか。

唯一、それを知る者──『シルヴィオ』の祖母は、全てを内に秘めて逝ってしまったから。

奏者からそれを手繰る術はなく、故に、告げられるのはここまでだった]

その『風』が、君の探すものであるか否か、関わりがあるかどうかは、私には知れぬよ。

(92) 2014/06/04(Wed) 22:27:00

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