人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


盟主 ジェフロイ

― 嵐のあと ―

[集会よりも風花祭よりもさらに前。
沖の方で妙に風がざわついた日があった。

大きなものが空を飛んでいるのを見た。
そんな証言もあり、情報収集を兼ねて主に漁村へ啓蒙活動、護身術指導に回っていた時のことだ。
ある村で村人が1人の男を連れてきた。
数日前、海岸に流れ着いたのだと言う。


話を聞けば、それは驚愕すべきものだった。
外の国から、空を飛ぶ船でやってきたのだと言う。
それも、正式な外交使節を乗せて。

漁民らに男の保護を任され、
衝撃にめまいを起こしそうになりながらも
ひとまず男を伴って学館へ行くことにした。]

(92) 2015/03/07(Sat) 11:50:25

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby