[ロヴィンの懸念>>86通り、リヒャルトを置いては下がれないまま、互いだけに通じる声を彼に向ける。 一方で視線は、彼らより後方に位置していたからだろうか、既に認識できる距離にあったドロシーに向けられていた。 そちらからもじりじりと距離を取りつつ、使うべき呪歌を思案する*]