風の路を作ってくれること、感謝してる。[内容を慎重に読み返し、封を終え。 待たせていた応接間にて、文を手渡した。 確実迅速な配達へも確かな信頼を置いていたが、 この手の手紙を預けるのには気を許せる知己ほど安心な相手もいない。] 頼んだ。 ……次に会う時は戦場だな。 [盟友の一人たる彼へ、己が意志を託す。*]