俺が仕事詰めてんのはお前だって知ってるだろうに。 固いベッドでもおやすみしたいくらい眠いってことサ。[殺風景ながら、勝手知ったる医務室。その場に置かれた椅子へ断りなく腰掛ければ臨時の船医である彼の人が持ったカップ>>83へ視線を向け。] で、ご用向きはなんでしょうかね。船医サマ。 説教ならさっきのアレで十分だと思ったがねえ。[恨みがましげな視線を向けたら俺がどれほど眠いのか慮ってくれないかねえ。なんて。そんなアマい考えは当然、通らないんだろうとは予想している。]