……すみません、天上宮へ上るのは初めてのことゆえ、はしゃいでしまっているようで。[背後から追い付いたお目付け役が、言葉を足す] このように、態度も戦技もまだ未熟なる者ですが、いずれ守護者の任を継ぐ身。 どうか今後もよろしくお願いします。[背後にて一礼すれば、少し静かになった次代が、こちらをちらりと振り返り、同じ動作をカスパルへ向ける。 最低限の緊張というものは、どうやら感じてはいるらしい]