きゅう……
[ここまで生き残った人間2人と人狼1人。
メイン・サロンで繰り広げられる、死闘と呼ぶにはどこか悲しい闘いの最中
茶色い毛玉は遠目から大人しく見守るのみ。
止めに入りたい気持ちは山々だけど
毛玉が介入しても出来る事はない。
それに、この闘いは見守るべきだろうと毛玉なりに判断したのだ。]
悲しいのぜ……悲しいのぜ……
[ぺちぺち、ぷるぷる
白い猫と、長い間この船を守ってくれている警備員の元の様子も気にしながら
茶色い毛玉は闘いの結末をしっかり見届ける。
白い猫のように、人間達の事を色々知っている訳ではないけれど
人間達は、皆大好きだから。**]