[突き刺されたチェーンソー、一瞥してから視線は会澤へ。]……それは、ごめんですね。ここで落ちたら……なんもかんも無意味ですから。[ぶつかる視線。呑まれそうだけども。 なんでもないことだと言い聞かせながら呼吸を鎮め。 響くヴァイオリンの音色に合わせ、少年もゆらりゆらりと会澤へと向けた刃先揺らして間合いを図れば。 影が舞う。 とっさに少年は影へと刃先を振るうも。 会澤自身は動かない。]