[続いて、自ら。残った手で赤と青のコードが繋がった心臓のコードを引きちぎり、元々主砲のあった腕に接続する。
本来ならば自らの駆動系に供給されてゆくエネルギーが、コードの先から稲妻という形で放出される]
即席砲の作製完了。砲筒なく照準不能
駆動系へのエネルギー供給不能。当方頭と計器以外はもはや動かず。
だがゼロ距離で照準を合わせる必要なし
暴発するままに敵に向かって打ち込む
[ 瘴気の供給。
これは魔王の腕の回復能力を低下させ。
心臓からエネルギーが暴発するままに、その腕へと向かってゼロ距離射撃を行った。]