― 『世界軸』中層・儀式の間 ―
ありがとう。
多分ずっと、そう思おうとはしてたんだけど。
ちゃんと言葉にしてもらえるのは、やっぱり嬉しいよ。
[迷いなく返す神子>>80に微笑みを返す。
合わせるように鳴く仔竜たちへも、ありがとう、と口にして]
神子様も?
……いや、そうか。うん。
[こちらの告白>>81に返る言葉に、僅かな驚きと、それから納得を見せる。
その答えは神子にもまた過去や成長があったこと、決して全能ではないことを教えるものだった。
こちらの動きに神子は安堵したようだけれど、キアラもまた違う意味で安堵し、また励まされるような思いだった]