― 風が巡り始めた時 ―[ 始まりの風が世界樹の周囲を巡り始めた、丁度その時、淡く光りながら降り注ぐ癒しの力に触れ>>83、ウェルシュは目を細める ]『ウェル、メレディスが...』知ってる...[ 知っている、逃げろと言っても彼は逃げない、だから下がってとだけ願った。黙って後ろに居るだけではない人である事も解っていた。きっとこの魔法も限界までの力を振り絞ってのものだ ]知ってるから...[ だからこそ、振り向かない。前だけを見て、怯まず、戦い続ける ]