お前らはカークの後を追ってやってくれ。――オレは、ちょっとやることがあるからフィオンの所へ戻るわ。単独行動で悪ぃが、すぐに追っかけるからよ。ヴェルナー、女の子は優しく扱うんだぞ。[合流した仲間たちにそう言うと、一人来た道を戻り始めた。が、付いて来ると言うゾフィヤには目を眇め]……[付いて来るなと言おうとしたが、先ほど罠に掛かってヴェルナーに助けられた事を思い出し]勝手にしろ。[と呟くしかできなかった。]