人狼物語−薔薇の下国

516 ルー・ガルー戦記 10 〜ブリュノー救援戦


王国軍軍団長 ナイジェル

― 平原北側 ―

[ ティルカン軍騎兵の動きは素早く、弓騎兵の斉射の矢は、その殆どが虚しく空を切った。>>85
左翼からの突撃にも、臆する事なく果敢に応戦する兵の気合は、恐らく先刻目前で、自軍の要人を捕縛された事への返礼の意味も含んでいるのだろう。 ]

さすがですね。

[ 援軍が加わった事で、戦力差は明らかなはずなのに、一歩も引かず、むしろ押し返さんとする意思を一兵残らず維持する精強さは、騎士団領の騎兵ならではの矜持であろうか ]

(さすが、です。クリフ殿)

[ もう一度、胸の内で呟いたナイジェルの唇に、微かな笑みが過ぎる。 ]

(91) 2019/02/19(Tue) 22:35:29

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