[走る自身への分析と評価>>72は知らぬまま。
つむじ風は、暴風にはないもの──小柄さ故の立ち回りを生かして、
実際の場に立った時にどうなるかは、自分自身でもわからないけれど。
今はただ、これがやるべきだから、と思い定めて駆け抜けて]
……へ?
撤収?
[呼びかけ>>73に、最初に上がったのは惚けた声。
ぐるり、見回せば、周囲の敵の層は明らかに薄くなっていて。
突っ込めば全部倒せるんじゃ? なんてちょっとだけ考えたりもしたけれど。
ついてきた部隊が大人しく下がる様子に、あ、置いてかれる、と気づいて慌てて後退した]