人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍兵士 ダーフィト

― サクソー川/橋の北西付近 ―

[ 背面から襲った剣の一撃を、エドルファスは器用に身体を捻って手にしたバックラーで受け止めようとする>>38 ]

(速い...!)

[ 相手は身軽さ重視の軽装備とはいえ、こちらも手を休めず連撃を放ったつもりだ。
けれど、エドルファスの反応速度は、その攻撃速度を上回り、刃を確実に受け止め、致命傷となる事を、避け続けている、が ]

......っ!

[ 軽装備の悲しさか、或いはこれまでの激戦でバックラー自体が耐久の限界に来ていたか、剣の腹に当たったそれは、真っ二つに割れる。
結果エドルファスの胸に痛打を浴びせることは出来たが、本来の勢いは大分殺されていたうえ ]

ってえ...!

[ 割れたとはいえ金属のバックラーとまともにかちあったのだ、剣に返った衝撃も並ではない。
右腕から全身を駆け巡るような痺れは、ある意味斬られた傷より衝撃が大きく、暫し、動きが止まる ]

(91) 2016/02/17(Wed) 22:23:41

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