人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 琉璃 ガートルード

― 春日大社 ―

[隣を歩く兄に肩を預け、腕を絡めてゆっくりと歩く。
疲れて脚の進まなくなった時に、兄の腕に頼るのは、
幼い頃に染み着いた仕草。
無意識に唇をなぞり、未だ残る感触を覚え込んでいると、
声一つなかった時間を、予習はしたのか。と
日常めいた問いが区切る>>84]


 ………?

 春日大社――……、ああ。

[不審がり見上げた瞳を、彼から鳥居へ緩慢に移して]


  着いたんだ?もう。

[再び横顔を見遣ると、答えにならない呟きを返した*]

(91) 2014/10/26(Sun) 21:02:37 (eyes)

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