[そして、男と共にマンダレー側の岸に残されたのは、3分の1の兵。未だ流れる濁流を、どう渡河するかを男は考えていた]こんなもん長くは続かねぇ。ある程度落ち着いたら渡んぞ。[人工的な土砂崩れは、その場に溜めた分しか流れてこない。恐らく舟橋は破損するだろうが、流れてきた土砂や岩、木材が引っかかり足場とすることは出来るだろう。男はいくらか濁流が落ち着いたのち、残った部下を引き連れて強引に川を渡っていった]