……強き瘴気、か。祝祭前に天上で討伐した連中も確かに強い気を持っちゃいたが……。あれが、地上から気を逸らすためのもの……としたら。こっちに大物がいても不思議はないかもな。[主と共に対した者たちを思い起こしつつ呟いて、茶を味わう。温かさが染みとおるような感覚にほっと息を吐きつつ、ふと、思い出したのは祭りで買いこんできた甘味の事]