ー回想・執務室ー
[彼女の答え>>17>>18を黙って聴く。嘘をついている訳でもなさそうだ。実際、私でさえ最初はフェリクス様が指名されると考えていた。
すると、明らかに先程までとは違うものに彼女の雰囲気が変わる。>>44]
…ええ、確かにその通りでしたね。
出過ぎた真似をしました、申し訳ありません。
私もここで一戦交えるつもりはありませんので、これ以上はやめましょう。
何より…やはり貴女方は敵へ回すべきではなさそうだ。
[一瞬にして私へと向けられた殺気。流石と言えよう。
この質問をする以上、こうなることは必然だっただろうか。]
また会う時をお待ちしていますよ。
[席を立ち、部屋を出て行く彼女らに、あくまで優しく挨拶を。
…それにしても、痛そうだな、あれ。申し訳ないことしたな。*]