人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の族長 ガートルート

来たか、桜の。

[抑えた声が魔神の動向を告げる。>>81
一段と深くなった笑みで、緋色の獣は振り向いた。

上空の足場から降りてきた馴染みの男>>83は、ひらり花弁を撒いて地へ降り立つ。
いつも通り、軽い調子の声。
しかし太刀のように鋭さの紺青が、真直ぐ琥珀を射抜いてくる。]

ふむ。
少しはマシなツラになったな、暇人。

[にんまりと笑うその口元には犬歯。
傍に立つ女性へ視線を移すと、少しだけ表情から獰猛さが消えた。]

調子はどうだ?
退屈は拭えそうかね、その様子だと。

[揶揄する調子で言ってやると、果たして桜の魔神は如何に答えたか。*]

(91) 2015/10/06(Tue) 23:57:23

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