[先程すれ違ったミニスカートの女性。やはり見間違えではなかった。彼女の顔を見れば、懐かしさと同時に頬に熱を帯びてしまう。彼女も真っ赤な顔なれば、あの時の気恥ずかしさが思い出されて。
それにしても今度はまた刺激的な…。
見てはいけないと思いながらも、丈の短さが強調されたスカートから下に目がいってしまう。
いけないいけない、とペンを手に取り紙にサラサラと。]
"お久しぶりです、カサンドラさん"
"今、事情がありまして言葉が不自由です"
"解呪は、今着ているこの服でしょうか?"
"もちろん貴方のお力になれるなら"
[言葉が不自由なんてアホの子に思われないか不安だったが。耳と尻尾を指差して"わおーん"と一言添えた。]