[図書館に足を踏み入れていけば、奥のほうに2人の男女。>>85
声の主がディーターとクララだとわかる。
何を話しているのかまでは聞き取れなかったが]
ああ、2人も無事だったんだ…。
[いつも通り元気そうな姿を見れば、ほっと胸を撫で下ろす。
”今”はこの島に”人狼”はいないのだと…。]
[ディーターとクララ。
2人は大陸から来た人間だからか、どこか島の人間とは違う空気や雰囲気をずっと感じる。
初めはどう接すればいいか戸惑って敬語だったりもしたが、もう2人が来て数年経ったのでいつしか2人の醸し出す雰囲気にも慣れ、砕けた口調になっていた。]