ん?
[隣席の亜梨沙の視線が動く>>42。
それにつられ、玲緒もつい級友の好葉の方へと視線を向けていた]
……あれはあれで、大変そう。
[>>40好葉の声に耳を傾け、視線を戻して静かに落とす。
人に見えないものが視える労の類いは、父の昔話なんかで察する事が出来る(そんな労を知る者の娘として、出来る限り知らぬ振りをする術は教えられていたから、父の話でしか想像出来ないのだ)。
けれど。
大変そうだと言葉にしながらも、どこか好葉は楽しそうに玲緒には見えていた。
ただ、玲緒自身がセクハラの気配に無頓着なせいかもしれない]