[高いところから落ちる感触に、ハッとして目を覚ます。だがそこは、元のままの岩陰だった。薄明の頃合い。] 腹へったな。[そういえば、まだひとつあった、と双子からもらった飴の残りひとつを口にして── >>1:102] あ゛ん゛の゛カ゛キ と゛も゛[夢の残滓は霧散した。**]