― 王宮内・廊下 ―[不安を紡ぐ言葉>>86に、緩く肩を竦める。未知の存在に対する恐れは人の根源的なものであり、それは魔精霊の糧。その事実と、不安を払拭する手段が手元にない事からそれ以上は触れる事はしない]ま、とりあえずは、何が起きてもいいように、心構えだけはしっかりしとけ、って事だな。……ここで軍に関わろうってんなら、ある意味基本だけどよ。[表面化していない抗争、水面下の火種。平穏の陰には、未だ、それらが根強く存在している。もっとも、それと知る者はごく限られているのだが]